唐津くんちとは、佐賀県唐津市の唐津神社にて秋に行われる世界的にも有名なお祭りです。
五穀豊穣や繁栄を願い行われている唐津くんちの見どころは、色鮮やかな曳山が練り歩く豪華絢爛さと迫力にあります。
また曳山にはそれぞれ種類があり、細部にわたりこだわった作りとなっているんですよ。
毎年3日間にわたって開催される唐津くんちは、どこを見ようか迷ってしまう程豪華な内容となっています。
この記事では唐津くんち2025とはどんな祭りなのか、曳山の種類や歴史と見どころを紹介します。
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唐津くんち2025とは?基本情報と開催日程
唐津くんちとは、毎年11月2日3日4日の3日間にかけて行われる唐津神社恒例の祭りです。
唐津くんちは、国の重要無形民俗文化財に指定されている大変豪華絢爛なお祭りです。
例年開催される日程が決まっていて佐賀県を代表する秋のお祭りとしても知られていますよ。
開催日時:毎年11月2日3日4日
開催場所:佐賀県旧唐津市内一帯
最寄り駅:JR唐津駅
来場者数:50万人
唐津くんちの由来は諸説ありますが、秋の実りを神様にお供えすることで五穀豊穣に感謝するお祭りであるとも言われています。
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唐津くんちの歴史と由来
唐津くんちの歴史と由来は、大変古い時代から秋の実りと収穫に祈りを込めて開催されるお祭りです。
各地域では毎年秋になると実りや収穫を神様に感謝してお祭りを開催する事が多いようですね。
その1つが唐津くんちでもあり、その歴史は大変古いとも言われていますよ。
唐津くんちでは獅子や兜、鯛などをモチーフとした色々な形の色鮮やかな曳山が町中を練り歩く様が圧巻です。
曳山は14台あると言われていて、どれも豪華絢爛です。
そんな唐津くんちは1958年には佐賀県の重要有形民俗文化財、1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されていますよ。
唐津くんちの曳山(ひきやま)の種類


唐津くんちの曳山の種類は、赤獅子や青獅子、鯛など色とりどりとなっています。
では唐津くんちの曳山の種類を紹介します。
| 町名 | 山車の人形/モチーフ |
|---|---|
| 刀町 | 赤獅子 |
| 中町 | 青獅子 |
| 材木町 | 亀と浦島太郎 |
| 呉服町 | 源義経の兜 |
| 魚屋町 | 鯛 |
| 大石町 | 鳳凰丸 |
| 新町 | 飛龍 |
| 本町 | 金獅子 |
| 木綿町 | 武田信玄の兜 |
| 平野町 | 上杉謙信の兜 |
| 米屋町 | 酒呑童子と源頼光の兜 |
| 京町 | 珠取獅子 |
| 水主町 | 鯱 |
| 江川町 | 七宝丸 |
唐津くんちの曳山は大きくわけて「獅子系」「動物系」「兜系」の3つに分けることができます。
それぞれの曳山が街を練り歩くことで土地を清めたり、五穀豊穣や家内安全、無病息災を祈願する意味が込められていますよ。
唐津くんち2025の見どころ
唐津くんちの見どころは、宵曳山と御旅所神幸、翌日祭です。
唐津くんちはまるで絵巻物のような豪華絢爛さが魅力のお祭りです。
3日間行われる中でそれぞれに見どころとなる箇所がありますよ!
では例年の唐津くんちの見どころを詳しく紹介しますね。
11月2日19時30分から22時に行われる宵曳山
夜に行われ提灯の灯りがとても幻想的な宵曳山。
まず19時30分の1番曳山が町内から唐津神社に向かいます。
そして各曳山もそれぞれの町内から参加し神社前に向かいます。
唐津神社の秋季例大祭の唐津くんち、
— 宮島醤油株式会社【公式】 (@miyajimashoyu) November 2, 2024
宵曳山(よいやま)が始まってますよー
こちらは宮島醤油カーブを進んでゆく1番曳山 刀町「赤獅子」#唐津くんち#宵曳山 pic.twitter.com/iNdJ6Ezv3a
11月3日9時30分から16時30分に行われる御旅所神幸
唐津くんちの本番となる日。
唐津神社の神輿と14台の曳山が巡行していきます。
「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声と共に市内を走る曳山をみることができます。
11月4日10時から17時30分に行われる翌日祭
曳き納めとなる行事。
曳子は持てる全ての力を振り絞って見物客と一緒に声を飛ばします。
最後に曳山展示場に格納されて祭り終了となります。
唐津くんちは夜は幻想的な光を、日中は華やかさと迫力を体感する事ができます。
唐津くんちを楽しむ観覧ポイント
唐津くんちを楽しむ観覧ポイントは、唐津神社や西の浜、御旅所周辺等となっています。
唐津くんちは観覧する場所によって見え方や混雑度が大きく変わってきますよ。
では唐津くんちを楽しむおすすめの観覧ポイントをまとめます。
唐津神社:
宵曳山を観覧するのにおすすめの場所。
神社に近いほど混雑度は高めとなる。
唐津神社前であれば停止している時間も長いことからじっくりと細部にわたり観覧することができる。
西の浜や御旅所周辺:
最も混雑する場所といっても過言ではないが2日目の観覧におすすめの場所。
動きやすい服装で迷子にならないよう注意が必要。
唐津駅:
比較的混雑しないためファミリー向けの観覧場所となっている。
駅利用者の迷惑とならないように注意する。
以前は有料席も設けられていたという唐津くんちですが、今はすべてが自由観覧となっています。
また曳山の移動とともに人も移動する傾向にあるため、もみくちゃになってしまう場合もあるようですね。
特に注意したいのは小さなお子さんです。
絶対に手と目を離さないようにするか人混みから少し離れたところから観覧するようにして下さいね。
例年見物人が接触してしまう事故もあるので、観覧の際は適度な距離を保って場所を考えるようにすることが大切です。
唐津くんち
— やちゅ☆BFG (@yasuniumgogogo) November 3, 2024
観に行ってきました!
エンヤー!エンヤー!エンヤー! pic.twitter.com/1o6jtO8b2h
まとめ
唐津くんち2025とはどんな祭りなのか、曳山の種類や歴史と見どころについてのまとめです。
唐津くんちとは:
毎年11月2日3日4日の3日間にかけて行われる唐津神社恒例の祭り
曳山の種類
・刀町‥赤獅子
・中町‥青獅子
・材木町‥亀と浦島太郎
・呉服町‥源義経の兜
・魚屋町‥鯛
・大石町‥鳳凰丸
・新町‥飛龍
・本町‥金獅子
・木綿町‥武田信玄の兜
・平野町‥上杉謙信の兜
・米屋町‥酒呑童子と源頼光の兜
・京町‥珠取獅子
・水主町‥鯱
・江川町‥七宝丸
唐津くんちの見どころ
・宵曳山
・御旅所神幸
・翌日祭
最大の見どころは2日目に開催される御旅所神幸です。
14台の曳山が迫力満点に巡行していく様は圧巻ですよ。
良い場所をとろうとすると混雑に巻き込まれてしまうので、唐津神社や唐津駅からの観覧もおすすめです。
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