諏訪大社の初詣は、上社と下社どっちに行くべき? と迷う方が毎年多い人気スポットです。
元旦から三が日にかけては混雑も激しく、参拝時間や屋台の出店状況を事前に知っておかないと、思わぬ待ち時間が発生することもあります。
この記事では、諏訪大社初詣2026の混雑状況をはじめ、上社・下社それぞれの特徴、屋台の場所や営業時間、参拝におすすめの時間帯までをわかりやすく解説します。
諏訪大社初詣2026は上社と下社どっちがおすすめ?

長野県を代表する神社「諏訪大社」は、日本最古の神社のひとつとして全国に知られています。
諏訪湖を中心に「上社本宮」「上社前宮」「下社秋宮」「下社春宮」の四社が鎮座しており、それぞれに古い歴史と異なる魅力があります。
初詣では、どこに参拝すればよいのか迷う方も多いでしょう。そこで、上社と下社の特徴からおすすめを紹介します。
上社(本宮・前宮)の魅力
上社は、諏訪湖の北側・茅野市方向に位置し、古くから武士の信仰が篤いことで知られています。
祭神は「建御名方神(たけみなかたのかみ)」で、勝負運や仕事運を祈願する参拝者に人気があります。
特に本宮は壮大な神域と荘厳な雰囲気が魅力で、天然の木造建築と雪景色が織りなす光景は正月ならではの神聖さを感じさせます。
写真撮影スポットとしても人気があります。
前宮は「生きている神社」と呼ばれ、自然と調和した穏やかな雰囲気が特徴です。静かに参拝したい方には前宮もおすすめです。
下社(秋宮・春宮)の魅力
一方、下社は諏訪湖の南側・下諏訪町にあり、温泉街とも近いことから観光と合わせて訪れる方が多いです。
秋宮は年末年始に最も多くの参拝者が集まるスポットで、境内は広く屋台も多数出店します。
子ども連れやグループでの参拝にはぴったりです。
春宮は静かで格式を感じる雰囲気があり、落ち着いて参拝したい方におすすめ。
長い階段を登ると御神木「根入りの杉」がそびえ立ち、心を静めてくれる神域です。
結論:初詣初心者には「下社秋宮」がおすすめ
活気ある正月らしい雰囲気を楽しみたい方やアクセスの良さを重視する方には下社秋宮が最適です。
静かに祈りたい方や、歴史ある神域を感じたい方は上社本宮を選ぶと良いでしょう。
もも時間に余裕があれば、四社すべてを巡る「四社参り」もおすすめです。
新年の願いを込めた御朱印集めも人気があります。
諏訪大社初詣2026の混雑状況は?
例年、諏訪大社の初詣期間(1月1日〜3日)は長野県全体でもトップクラスの参拝者数を誇ります。
四社合計でおよそ40万人が訪れるため、場所によっては行列ができるほどの賑わいです。
特に混雑がピークとなるのは以下の時間帯です。
- 1月1日 0:00〜2:00(カウントダウン直後)
- 1月1日 10:00〜15:00(日中の時間帯)
- 1月2日・3日 10:00〜13:00(家族連れ中心の時間)
下社秋宮では、鳥居前から参拝までに30分以上並ぶこともあります。
上社本宮も駐車場が満車になることが多いので、早朝または夕方以降の参拝がおすすめです。
混雑を避けるには?
- 1月1日の早朝(6:00前)または1月3日以降に参拝する。
- JR利用なら特急あずさ・しなの号の時間をずらす。
- 夜のライトアップ時間帯(17:00〜20:00前後)を狙う。
また、諏訪大社下社秋宮では、2026年も入場規制や誘導員の配置が行われる見込みです。



直前に公式サイトや諏訪市観光案内所の最新情報をチェックしてから訪れましょう。
諏訪大社初詣2026の参拝時間について
諏訪大社は基本的に24時間参拝可能ですが、社務所や授与所(お守り・御朱印・おみくじ)の対応時間は限られています。
以下は例年の目安です。
通常時の対応
上社前宮:9:00〜16:30頃(授与所)
上社本宮:8:30〜17:00頃(授与所)
下社春宮:8:30〜16:30頃(授与所)
下社秋宮:8:30〜17:00頃(授与所)
初詣期間中も、参拝自体は終日可能ですが、御朱印は通常と同じく日中を基準に、混雑状況に合わせて微調整されることが多いです。
2026年も同様のスケジュールになる見込みです。
初詣らしく夜中の参拝を希望する方は、大晦日〜元旦の終夜時間帯を狙うと雰囲気を存分に味わえます。
ただし、気温は−5℃前後まで下がることもあるため、防寒対策は必須です。
諏訪大社初詣の屋台(出店)情報
諏訪大社の初詣では、毎年多くの屋台が立ち並びます。
特に下社秋宮の鳥居前通りは、新年の縁日ムードが漂い子どもから大人まで楽しめます。
主な出店場所
- 下社秋宮前の「諏訪大社通り」沿い
- 上社本宮の参道入口付近
- 下社春宮周辺の旧中山道沿い
定番の屋台メニュー
- 牛串焼き、甘酒、たこ焼き、焼きそば
- 地元名物「おやき」や「五平餅」
- 温かな「豚汁」や「おしるこ」など、寒い夜にうれしい温かいメニュー
出店は12月31日の夜から始まり、1月3日まで続くのが一般的です。
1月4日以降は順次撤収される傾向にあります。
また2026年は、地元商店街や諏訪湖温泉郷の飲食店がコラボ出店する計画も噂されています。
観光を兼ねての食べ歩きにもおすすめです。
諏訪大社初詣2026のアクセス方法
諏訪大社は上下社でアクセスが異なります。
自動車・電車それぞれの方法をまとめました。
電車利用の場合
- 上社本宮・前宮方面
JR中央本線「茅野駅」下車 → バスまたはタクシーで約10分。 - 下社秋宮・春宮方面
JR中央本線「下諏訪駅」下車 → 徒歩約10〜15分。
年末年始は臨時列車・臨時バスの運行が予定されています。
駅前には観光案内所があり、初詣マップの配布も行われる見込みです。
車利用の場合
- 中央自動車道「諏訪IC」または「岡谷IC」利用が便利。
- 初詣期間中は臨時駐車場(秋宮周辺や諏訪市文化センター付近)が開設予定。
- ただし、元旦午前中は周辺道路が渋滞しやすいため、早朝出発がおすすめです。
周辺には「片倉館(温泉)」や「諏訪湖間欠泉センター」など観光スポットも多く、参拝後の立ち寄りにも最適です。
まとめ
諏訪大社の初詣は、信州の冬を象徴する一年の幕開けとして多くの人々に親しまれています。
上社では静謐な神域の空気を、下社ではにぎやかな正月の活気を感じられ、それぞれが異なる魅力を放ちます。
2026年は交通アクセスや混雑を考慮しつつ、時間帯を工夫して参拝すれば、より穏やかで心に残る初詣となるでしょう。
初雪に包まれた諏訪の街並みとともに、新年の願いを込めて参拝してみてはいかがでしょうか。
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