2025年に開催される大阪・関西万博では、世界各国の魅力が一堂に会します。
なかでも注目を集めているのが「スペイン館」。
情熱の国スペインが誇る、本場のグルメとスイーツが万博会場で楽しめるとあって、グルメファンから早くも話題沸騰中です!
パエリアやタパス、チュロスなど、スペインならではの人気メニューがずらりと並ぶこのパビリオンは、見逃せない美味しさが満載です。
この記事では、そんなスペイン館で味わえる注目グルメや限定スイーツ、注文のコツや混雑を避けるポイントまで、詳しくまとめます。
\パビリオンの見どころやグルメ・お土産までチェック/
スペイン館とは?大阪万博におけるテーマと特徴をチェック
2025年の大阪・関西万博に出展するスペイン館は、「黒潮(Kuroshio)」をテーマに、スペインと日本の歴史的・文化的なつながりを表現しています。
「黒潮」は、16世紀にアジアからアメリカへの航路を可能にした海流であり、マニラ・ガレオン船を通じて約250年にわたる貿易と文化交流をもたらした歴史をたたえるものです 。
テーマ:「黒潮」— 海がつなぐ日西の歴史と未来
スペイン館のテーマ「黒潮(Kuroshio)」は、スペインと日本を結ぶ海流を象徴しています。
このテーマは、16世紀にアジアからアメリカへの航路を可能にした海流であり、マニラ・ガレオン船を通じて約250年にわたる貿易と文化交流をもたらした歴史をたたえるものです 。
パビリオンの建築デザインは、海と太陽を象徴する要素を取り入れており、スペインと日本の両国のアイデンティティの根幹を成すこれらのシンボルが、スペインの地理、文化、人生観を表しています 。
建築とデザイン:海と太陽の融合
スペイン館の建築は、海と太陽を象徴する要素を取り入れたデザインとなっています。
外観は青とオレンジの色彩で彩られ、海の青と太陽のオレンジを表現しています 。
没入型の展示体験
来場者は「太陽の広場」からパビリオンへと入場し、巨大スクリーンに映し出されるスペインの現代アーティストによる映像作品や、スペインから招かれたアーティストによる600以上の舞台芸術イベントを鑑賞できます 。
展示空間では、海流やスペインのブルーエコノミーの豊かさ、カナリア諸島における藻類からのバイオ燃料・化粧品・食品の研究、そしてドン・キホーテの風車を想起させるホログラムによる風力発電の紹介などを通じて「没入体験」できる構成になっています 。
歴史的なつながりの紹介
1609年に御宿沖で起きたサン・フランシスコ号の乗組員救助や、1613年の支倉常長のローマ派遣使節などの歴史的出来事を通じて、日本とスペインの歴史的なつながりにおける海と黒潮の役割が紹介されています 。
また、スペインの沈没文化財の課題については、パコ・ロカによるコミック「黒い白鳥の宝」と、アレハンドロ・アメナーバル監督による同作品を原作としたテレビシリーズの一場面が展示されています 。
スペイン全土の味を楽しめるレストラン
スペイン館にはレストランが併設されており、スペインの17の自治州とセウタ・メリリャの味を1皿に集めた18種のタパスを味わうことができます 。
また、アラカルトでピンチョス盛り合わせやオリーブ、デザートにチュロスなどがメニューに並び、スペインビールやサングリアといったドリンクの種類も豊富です 。
本場の味を再現!スペイン館で楽しめる注目グルメ
スペイン館の最大の魅力のひとつが、“食”を通じて体感するスペインの文化。
大阪万博2025では、スペイン各地の伝統料理が本場さながらに再現され、まるでスペイン旅行をしているかのようなグルメ体験ができます。
ここでは、特に注目すべきメニューをピックアップしてご紹介します!
スペイン館のグルメの目玉は、なんといっても本格スペイン料理が楽しめるレストラン。
バル感覚の軽食も魅力ですが、ゆっくり腰を据えてスペインの味を堪能したい方には、コース料理が断然おすすめです。
前菜とメインが選べるカジュアルコース(3,850円)
手軽にスペインの食文化を味わえるこのコースは、前菜1品とメイン1品を自分で選べるスタイルです。
コースは、つきだし(ピンチョス)、前菜(ミックスサラダ・白いんげん豆とチョリンの煮込み)、メイン(魚豚フィレ肉のウイスキー風味・鶏肉のバスク風煮込み)。
大阪関西万博。
— ForettoPistacchio (@tengreenpiano) April 15, 2025
スペイン館のレストラン。
一品逸品、洗練された味。
美味!#大阪関西万博#大阪万博#万博界隈#EXPO2025#ミャクミャク#きたぞ万博#HelloEXPO2025#スペインパビリオン#スペイン館#万博グルメ pic.twitter.com/6Gs8aDI2ZS

万博で本格コースが食べられるなんて贅沢!でも意外とお手頃価格ですね!
ピンチョス&タパスで巡るスペイン17州+2都市コース(5,500円)
こちらはスペイン館ならではの特別コース!
スペインの17の自治州と2つの自治都市をテーマに、それぞれの土地の伝統的なピンチョス(串料理)やタパスを盛り込んだ、まさに“食の旅”が楽しめる内容です。
一皿一皿が違う地域の味を反映しており、スペインを巡るような感覚で楽しめるのが魅力です。
見た目も華やかで、写真映えもばっちりです!
〈スペインレストラン🇪🇸〉
— 4/30大阪万博楽しかったです (@investor_love) May 1, 2025
これだけで元を取った気分になれる、めっちゃ美味しかったです!
17自治州・2自治都市のピンチョス、タパスコース5,500円×2とボトルワイン6,600円(グラス1,100円なので6杯以上飲む前提でw)頼みました。
他にも単品や3,850円のコースあり。#大阪・関西万博 #EXPO2025 pic.twitter.com/WdKFtjgLEq
ドリンクメニューも充実!スペインワインやサングリアも登場
スペイン産の赤・白ワイン、フルーツたっぷりの「サングリア」など、料理と一緒に楽しめるドリンクも豊富です。
ノンアルコールのスパークリングドリンクや、スペイン風レモネード「リモナーダ」も用意されており、幅広い世代にうれしいラインナップです。



食の楽しみを通じてスペインの多彩な文化に触れられる貴重なスポットですね
スイーツ好き必見!スペイン館の絶品デザート
スペイン館では、グルメだけでなくスイーツも大充実!
スペインならではの伝統的な甘味から、見た目にも楽しい現代風アレンジスイーツまで、思わず写真を撮りたくなるようなラインナップがそろっています。
甘いもの好きにはたまらない、スペイン館の注目デザートをご紹介します。
サクサク&もっちり食感がクセになる「チュロス」
スペインスイーツの定番といえば「チュロス」。
スペイン館では、外はカリッと、中はもっちりとした本場スタイルのチュロスが味わえます。
シナモンシュガーをたっぷりまぶしたクラシックタイプに加え、チョコレートソースやキャラメルソースにディップして楽しめるバリエーションも登場しています。
食べ歩きにもぴったりな手軽さが魅力です。
スペイン風プリン「フラン」は濃厚でなめらか!
「フラン」は、スペイン版のプリンのようなスイーツで、卵とミルクの風味がぎゅっと詰まった濃厚な味わいが特徴です。
キャラメルソースのほろ苦さとマッチして、あと引く美味しさです。
冷たく冷やして提供されるので、万博散策の休憩にもぴったりの一品となることでしょう。
クレマ・カタラナ カタルーニャ地方の伝統スイーツ
もうひとつ見逃せないのが、「クレマ・カタラナ」。
一見するとクレームブリュレのようですが、レモンやシナモンが香るスペインらしいアレンジが特徴です。
注文後に表面を焦がすパフォーマンスが見られることもあり、香ばしいカラメルのパリパリ感とやさしいカスタードが絶妙です。
スイーツと一緒に楽しみたいスペインのドリンクも!
デザートと一緒に楽しみたいのが、スペインの伝統的なドリンクたち。
特におすすめは、スイーツにぴったりの「ホットチョコレート(チョコラテ)」や、爽やかな甘さの「オルチャータ(タイガーナッツミルク)」など。
チュロスとホットチョコレートの黄金コンビは、ぜひ体験したいスペイン流のおやつタイムです。



お子さまから大人まで楽しめるラインナップが多いです
注文方法や支払い手段は?便利な買い方ガイド
スペイン館で美味しいグルメやスイーツを楽しむには、スムーズな注文と支払いがカギになります。
混雑を避けて快適に購入するためにも、事前に流れや注意点を押さえておきましょう。
ここでは、注文の方法から支払い手段までまとめます。
注文はセルフサービスが基本!フードカウンターをチェック
スペイン館の飲食エリアでは、フードカウンターでのセルフ注文形式が主流です。
大型メニュー看板やモニターで料理の内容と価格がわかりやすく表示されており、英語や日本語の表記もあるため安心です。
注文の流れは以下の通り:
- メニューを見て選ぶ
- レジまたは券売機で注文&支払い
- 呼び出し番号を受け取り、フード受取カウンターへ
- 番号が呼ばれたら商品を受け取る
混雑時は「モバイル注文」も活用を!
混雑が予想される時間帯(昼食・夕食どき)には、モバイル注文(スマホでの事前オーダー)に対応している可能性もあります。
大阪万博の公式アプリやスペイン館専用システムからメニューを選んで支払いまで完了すれば、列に並ばずスムーズに受け取りが可能です。
アプリのダウンロードは事前に済ませておくのがおすすめです。
支払い方法は?キャッシュレス対応が主流
スペイン館では、現金の取り扱いは制限されることがあるため、キャッシュレス決済が推奨されています。主に以下の方法に対応予定です:
- クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB など)
- 電子マネー(交通系IC、楽天Edy、WAON、nanaco など)
- QRコード決済(PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い など)
※一部の屋台風ブースや臨時出店では、支払い方法が限定される場合もあるので注意が必要です。
イートインとテイクアウトの選択肢もチェック!
スペイン館では、飲食スペースにイートインエリアが設けられているほか、一部メニューはテイクアウトも可能です。
混雑しているときや、他のパビリオンを見ながら食事を楽しみたい方には、持ち帰りメニューも便利です。
便利に買うためのポイントまとめ
- 混雑時はモバイル注文がスムーズ
- キャッシュレス決済は事前にアプリやカードを準備
- テイクアウト対応メニューは時間の節約に◎
- フードエリアのピークは11:30〜13:30、17:30〜19:00頃
- ここだけの限定フードも!スペイン館の特別メニューとは?
スペイン館の場所とアクセス方法!混雑を避ける時間帯も解説
大阪万博2025で注目のスペイン館は、本場のグルメや文化体験を求める来場者でにぎわう人気パビリオンです。
その魅力をしっかり味わうためにも、場所やアクセスの基本情報をチェックしておきましょう。混雑を避けるおすすめの時間帯もあわせて解説します!
スペイン館は「コネクティングゾーン(Aエリア)」に!
スペイン館は、会場北側の「コネクティングゾーン」に位置しています。
このゾーンは、文化・経済・テクノロジーが交差する国際色豊かなエリアで、スペインのほかにもオーストラリア館、韓国館、サウジアラビア館などが集まっています。
ゾーンの回遊性が高く、ヨーロッパ諸国のパビリオンをまとめて訪問しやすい立地が魅力です。
最寄りのアクセスは「夢洲駅」→徒歩で北エリアへ
大阪万博の来場者は、大阪メトロ中央線「夢洲(ゆめしま)駅」からの入場が基本ルートとなります。
夢洲駅を出たあとは、会場のエントランスゾーンを経由して各ゾーンへと入場。スペイン館があるコネクティングゾーン(Aゾーン)は北側に位置しており、以下のようなルートが一般的です:
- 東ゲートから北方向(Aゾーン方面)へ徒歩約15~20分
- 会場マップや案内標識に従って、コネクティングゾーンを目指しましょう
混雑を避けるならこの時間帯が狙い目!
スペイン館はグルメ目当ての来場者が多いため、昼前後(11:30~13:30)と夕方(17:30~19:00)は特に混雑します。ゆっくり見学・飲食を楽しむなら、以下の時間帯がおすすめです:
- 午前中の早め(10:00~11:00):待ち時間が少なく、料理も選びやすい
- 夜の部(19:30~20:30):周囲が空き始め、夜のライトアップも楽しめる時間帯
まとめ
大阪万博2025のスペイン館は、情熱の国ならではの豊かな食文化を体験できる魅力満載のパビリオンです。
パエリアやタパスといった本格グルメから、チュロスやクレマ・カタラナなどの伝統スイーツまで、まるでスペインを旅しているかのような味わいに出会えます。
さらに、万博限定の特別メニューや、他国パビリオンとのコラボフードなど、ここでしか味わえない“一期一会”のグルメも盛りだくさん。
注文方法や混雑回避のポイントを押さえておけば、より快適に楽しめること間違いなしですね。
ぜひスペイン館を訪れて、五感でスペインを感じる“食の冒険”を楽しんでみてはいかがでしょうか!
\大阪・関西万博入場チケット付ツアーあり/











