毎年夏に茨城県水戸市で開催される「水戸黄門まつり」は、水戸の歴史と現代の活気が融合した一大イベントです。
2025年も、華やかなパレードや市民による迫力のダンス、歴史ある催しが盛りだくさん!
この記事では、水戸黄門まつりが「どんな祭り」なのかをわかりやすく解説しながら、祭りの歴史や見どころ、見逃せないパレードやダンスイベントの魅力をたっぷりご紹介します。
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水戸黄門まつり2025とは?基本情報をチェック
水戸黄門まつりは、茨城県水戸市で毎年夏に開催される、水戸の伝統と活気あふれる夏の一大イベントです。
2025年は「第65回水戸黄門まつり」として、8月2日(土)と8月3日(日)の2日間にわたり開催されます。
開催日・時間
2025年8月2日(土)11:00~21:00
2025年8月3日(日)11:00~20:00
※荒天時は中止の場合あり。
会場・アクセス
メイン会場は国道50号(水戸中央郵便局~大工町交差点)や水戸市南町周辺。
JR常磐線水戸駅から徒歩約10分とアクセスも良好です。
車の場合は常磐自動車道水戸IC、または北関東自動車道水戸南ICから約20分。
周辺のコインパーキング利用が推奨されています。
主なイベント内容
まつりの幕開けを飾るのは、千波湖で開催される「水戸偕楽園花火大会」。
約5,000発の花火が湖面を彩り、幻想的な「逆さ花火」や音楽と連動したミュージックスターマインなど見どころ満載です。
「水戸ふるさとみこし渡御」や「水戸黄門提灯行列」、山車巡行、水戸黄門カーニバルなど、伝統と現代が融合した多彩な催しが行われます。
水府提灯を使った幻想的な提灯行列や、迫力ある神輿渡御、熱気あふれる踊りなど、地元の文化や歴史を感じられるプログラムが盛りだくさんです。
入場・参加について
まつり自体の入場は無料ですが、花火大会には有料観覧席も用意されています。

水戸黄門まつりの歴史とは?由来と成り立ち
水戸黄門まつりは、茨城県水戸市で毎年夏に開催される伝統的な祭りであり、その歴史は昭和初期までさかのぼります。
ここでは、まつりの起源や名称の由来、成り立ちについて詳しく解説します。
発祥は「七夕まつり」と「広告祭」から
水戸黄門まつりのルーツは、1935年(昭和10年)ごろに水戸市の商店街で始まった「七夕まつり」と「広告祭」にあります。
戦前は夏に七夕まつり、秋には広告祭が開催されていましたが、太平洋戦争中は中断。
しかし、戦後の1949年(昭和24年)には七夕まつりが復活し、商店街をあげての大きな行事となりました。
「水戸黄門」の名を冠したきっかけ
1961年(昭和36年)、映画『水戸黄門、助さん、格さん 大暴れ』の撮影で、主演の月形龍之介が水戸黄門の旅姿で水戸市役所を訪問したことがきっかけとなり、「黄門まつり」のアイデアが誕生。
同年8月に「第1回水戸の七夕黄門まつり」が開催され、以降毎年続く夏の風物詩となりました。
名称の変遷とリニューアル
1992年(平成4年)には「水戸の七夕黄門まつり」から「水戸黄門まつり」へと名称を変更。
1997年には大幅なリニューアルが行われ、祭りの規模や内容もさらに充実し、現在の形へと発展しました。
近年の動向
2020年・2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、2022年には時期をずらして規模を縮小しつつも再開。
2023年以降は通常の時期・規模での開催が復活し、多くの市民や観光客に親しまれています。

水戸黄門まつりは、商店街の七夕まつりから始まり、映画の影響で「水戸黄門」の名を冠し、地域の伝統と市民の熱意によって発展してきたお祭りです。
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パレードがすごい!歴代黄門様やキャラクター行列も
水戸黄門まつりの最大の見どころの一つが、華やかで賑やかなパレードです。
毎年、歴代の黄門様や人気キャラクター、地元団体が勢ぞろいし、水戸市中心部を練り歩くこのパレードは、まつりの熱気と伝統を体感できる特別な時間となっています。
歴代黄門様が大集結!
水戸黄門パレードは、かつてはテレビドラマ「水戸黄門」に出演した俳優や著名人が黄門様役として招かれ、助さん・格さんとともに大名行列を再現するのが恒例でした。
現在も歴代の黄門様や有名人がゲストとして参加し、沿道の観客から大きな歓声が上がります。
市民やキャラクターも参加!
パレードには、市民団体や地元企業、学校なども多数参加し、色とりどりの衣装や法被で水戸の街を盛り上げます。
また、水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」や、茨城ロボッツの「ロボスケ」など人気キャラクターも行列に加わり、子どもたちにも大人気です。
提灯行列やカーニバルも圧巻
夜には、伝統工芸「水府提灯」の明かりが幻想的な「水戸黄門提灯行列」も実施されます。
伝統的な提灯に加え、デジタル技術を融合したペンライト提灯も登場し、現代的な演出で街を彩ります。
さらに、市民カーニバルでは数千人規模の踊り手が「黄門ばやし」や「ごきげん水戸さん」などの音楽に合わせてパフォーマンスを披露し、まつりの盛り上がりは最高潮に達します。



水戸黄門まつりのパレードは、歴代黄門様の登場やキャラクター行列、市民参加型のカーニバルなど、多彩な演出が魅力。
伝統と現代が融合した華やかな行列を、ぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。
市民ダンスイベント「黄門カーニバル」とは?
水戸黄門まつりの熱気を象徴する人気イベントが、市民参加型のダンスパレード「黄門カーニバル」です。
毎年、地元の団体や企業、学校などがチームを組み、水戸の街を舞台に華やかなダンスを披露します。
黄門カーニバルの特徴と魅力
黄門カーニバルは、事前に登録した市民団体・企業・学校などが参加し、オリジナルの踊りやパフォーマンスを競い合う大規模なダンスイベントです。
例年、40チーム以上・約3,000人もの参加者が集い、「黄門ばやし」「ごきげん水戸さん」「みとちゃんダンス」など、水戸ならではの楽曲に合わせて踊り歩きます。
イベント当日は、16時半ごろから約4時間にわたり、国道50号線などのメインストリートがカラフルな衣装と笑顔で埋め尽くされます。
沿道には多くの観客が集まり、参加者と一体となって盛り上がるのも魅力です。
参加の意義と市民の誇り
黄門カーニバルは、単なるダンスコンテストではありません。
チームごとの団結力や表現力、地域愛が評価され、優秀なチームには「黄門賞」などの表彰も行われます。
参加者たちは練習を重ね、当日は最高のパフォーマンスで観客を魅了します。
また、卒業生や地域の人々も応援に駆けつけ、世代を超えて水戸の夏を彩る一体感が生まれるのも、このイベントならではの光景です。



「黄門カーニバル」は、水戸黄門まつりの中でも市民が主役となるダンスイベント。地元の伝統曲やキャラクターソングに合わせて踊る姿は、まつりの活気と水戸の絆を強く感じさせてくれます。
アクセス・交通規制・混雑対策まとめ
水戸黄門まつり・水戸偕楽園花火大会は、例年多くの人出で賑わう大規模イベントです。
快適に参加するためには、アクセス方法や交通規制、混雑対策を事前にしっかり確認しておきましょう。
アクセス方法
- 電車利用
JR水戸駅南口から千波湖までは徒歩約15分。桜川サイクリングロードを利用すれば、駅から会場までスムーズにアクセスできます。 - バス利用
JR水戸駅北口バスターミナル6番のりばから「千波湖」行きバスで約15分。バス利用も便利ですが、花火大会当日はダイヤの乱れや混雑が予想されます。 - 車利用
常磐自動車道水戸ICまたは北関東自動車道水戸南ICから約20分。会場周辺には約1,200台分の駐車場がありますが、早い時間に満車となることが多いので、水戸駅周辺のコインパーキングや臨時駐車場の利用がおすすめです。
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交通規制情報
- 花火大会(千波湖周辺)
千波湖南側道路などで交通規制が実施されます。
・通行止・立入禁止区間:8:30~23:00
・車両通行止:18:30~21:00
有料観覧席エリアはチケットがないと入場できません。 - 本祭(国道50号線)
国道50号(水戸駅北口~大工町交差点)が規制対象です。
・8月2日(土)15:00~22:00
・8月3日(日)14:00~21:00
この間、路線バスも迂回運行となるためご注意ください。
混雑対策のポイント
- 早めの到着がカギ
16時~17時半には現地到着を。17時以降はトイレや屋台も混雑し始め、花火開始直前は移動が困難になるほどの人出となります。 - 帰りの混雑回避
花火終了後は水戸駅やバス乗り場が大変混雑します。混雑を避けたい場合は、花火終了前に早めに移動するか、時間をずらして帰路につくのがおすすめです。 - 無料観覧エリアの活用
駅から少し離れた公園や緑地(西の谷公園、紀州堀緑地、茨城県護国神社など)は比較的混雑が少なく、静かに観覧できます。 - 駐車場は事前予約も検討
会場周辺の駐車場はすぐに満車になるため、事前予約できる駐車場サービスの利用も有効です。
まとめ
水戸黄門まつり・水戸偕楽園花火大会は、例年多くの来場者で賑わうため、アクセスや交通規制、混雑対策を事前にしっかり把握しておくことが大切です。
公共交通機関の利用や早めの行動、会場周辺の規制情報の確認など、少しの準備で当日の移動や観覧がぐっと快適になります。
最新の交通情報や混雑状況は公式サイトやSNSで随時チェックし、安全で楽しい夏の思い出をお過ごしください。
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