夏の秋田を彩る伝統行事「秋田竿燈まつり」は、東北三大祭りのひとつとして全国から多くの人が訪れる人気イベントです。
2025年も8月3日から6日まで開催され、夜空に揺れる竿燈の幻想的な光景とともに、会場周辺には多彩な屋台が立ち並びます。
屋台エリアは「竿燈屋台村」「中央会場」「ご当地グルメフェスティバル」の3か所に分かれ、それぞれ15時頃から夜まで営業予定。
きりたんぽや味噌たんぽ、ババヘラアイスなど秋田ならではの絶品ご当地グルメも勢ぞろいし、食べ歩きもお祭りの大きな楽しみのひとつです。
この記事では、秋田竿燈まつりの屋台出店場所や営業時間、絶対に味わいたいご当地グルメをまとめてご紹介します。
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秋田竿燈まつりとは?イベント概要と基本情報
秋田竿燈まつりは、毎年8月3日から6日にかけて秋田県秋田市で開催される、東北三大祭りのひとつです。
国の重要無形民俗文化財にも指定されており、270年以上の歴史を誇る伝統行事です。
この祭りの最大の特徴は、稲穂や米俵に見立てた「竿燈(かんとう)」と呼ばれる竹竿に、たくさんの提灯を吊るし、演者(差し手)が手のひらや額、肩、腰など体の一点でバランスを取りながら高く掲げる妙技の数々。
最も大きな「大若」は長さ12m、重さ50kgにもなり、46個の提灯が吊り下げられます。
このダイナミックなパフォーマンスが、夜の大通りを幻想的な光で彩ります。
これが秋田だ!食と芸能大祭典2025
— 秋田フォトグラファーさん 写真アカウント (@akita_photo12) May 25, 2025
秋田竿燈まつり pic.twitter.com/WWeMxfAeKk
竿燈まつりは、昼と夜の2部構成で行われます。
昼は「竿燈妙技大会」として個人や団体が技を競い合い、夜は約280本もの竿燈が一斉に掲げられ、観客を圧倒する光景が広がります。
演技の合間には太鼓や笛の囃子が響き渡り、祭りの熱気をさらに盛り上げます。
この祭りの起源は江戸時代中期の「ねぶり流し」や「七夕祭り」にさかのぼり、家内安全や無病息災、五穀豊穣を祈る行事として始まりました。
その後、稲穂や俵を模した竿燈が生まれ、豊作祈願の意味合いも強くなったと伝えられています。
会場となるのは秋田市中心部の「竿燈大通り」。
アクセスも良く、JR秋田駅から徒歩15分ほどで到着します。
観覧席は有料・無料ともに用意されており、間近で妙技を楽しみたい方は早めの予約がおすすめです。
秋田の夏を象徴する竿燈まつりは、幻想的な光景と迫力ある演技、そして地域の伝統が息づく、まさに必見のイベントです。
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屋台の出店場所はどこ?アクセスとマップ紹介
秋田竿燈まつりの楽しみのひとつが、会場周辺にずらりと並ぶ屋台グルメ。
2025年も例年通り、複数のエリアで屋台が出店される予定です。
ここでは、主な屋台出店場所とアクセス方法、会場マップのポイントを紹介します。
主な屋台出店エリア
竿燈屋台村(八橋会場)
スペースプロジェクト・ドリームフィールド(第2球技場)で開催される屋台村は、地元秋田の食材を使ったご当地グルメが豊富に揃います。
秋田駅西口から徒歩約35分とやや距離がありますが、前夜祭からオープンしていることが多く、混雑を避けたい方にもおすすめです。
営業時間は15:00~22:30。
中央会場(旧産業会館跡地)
秋田駅西口から徒歩約20分の場所に位置し、アクセスしやすい屋台エリアです。
営業時間は15:00~21:30。
ご当地グルメフェスティバル(大町イベント広場)
秋田市大町二丁目3-27(秋田ニューシティ跡地)で開催される「ご当地グルメフェスティバル」では、秋田の名物グルメを集めた36ブースが出店予定。
秋田駅西口から徒歩約17分とアクセス良好です。営業時間は15:00~21:30。
アクセス方法と会場マップのポイント
- メイン会場となる「竿燈大通り」や各屋台エリアは、JR秋田駅西口から徒歩15~35分圏内に点在しています。
- お祭り期間中は18:15~21:30まで交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用や徒歩での移動がおすすめです。
- 会場マップは秋田商工会議所や公式サイトで公開されており、各屋台エリアや観覧席の場所が分かりやすく表示されています
屋台の営業時間は?混雑する時間帯もチェック
秋田竿燈まつりの屋台は、例年3つの主要エリアで出店されます。2025年も「竿燈屋台村(八橋会場)」「中央会場」「ご当地グルメフェスティバル(大町イベント広場)」の3か所で、多彩なグルメ屋台が登場予定です。
屋台の営業時間
竿燈屋台村(八橋会場):15:00~22:30
中央会場:15:00~21:30
ご当地グルメフェスティバル(大町イベント広場):15:00~21:30
いずれの会場も午後3時ごろから営業を開始し、夜の竿燈演技が終わる21時~22時半ごろまで営業しています。
日中から夜まで、幅広い時間帯で秋田のご当地グルメを楽しめます。
混雑する時間帯と回避のコツ
屋台が最も混雑するのは、竿燈演技が始まる直前の18時~19時台と、演技終了後の21時前後です。
特に週末や最終日は観光客が集中し、行列ができやすくなります。
混雑を避けてゆっくり屋台グルメを楽しみたい方は、屋台がオープンする15時~17時台の早めの時間帯や、平日の開催日を狙うのがおすすめです。
また、会場によっては少し離れた場所や交差点付近が比較的空いていることもあるので、公式マップを参考に穴場スポットを探してみましょう。



屋台の営業時間を把握し、混雑するピークを避けて訪れることで、秋田竿燈まつりの絶品ご当地グルメをより快適に堪能できますよ
絶対食べたい!秋田竿燈まつりのご当地グルメ厳選紹介
秋田竿燈まつりの楽しみは、迫力ある竿燈演技だけでなく、秋田ならではの絶品ご当地グルメも外せません。
会場周辺には「竿燈屋台村」や「ご当地グルメフェスティバル」など、地元食材や名物料理を味わえる屋台が多数出店し、食べ歩きも祭りの大きな魅力です。
きりたんぽ・ぶたんぽ
秋田といえばきりたんぽ!炊きたてのご飯を棒に巻き、炭火で焼いたきりたんぽは、比内地鶏の旨みが染み込んだスープと相性抜群です。
さらに、秋田産の桃豚を巻いた「ぶたんぽ」も人気で、屋台では早い時間に売り切れることも。
味噌きりたんぽを人生初!食べました!
— 毒ヶ衣ちなみ万博通期パス勢 (@0_Doku_0) May 30, 2025
えーこれ、うちの地元名物の五平餅と同じ味です。
#ちなみに旅行中 pic.twitter.com/mvLWXhQgmJ
比内地鶏グルメ
日本三大地鶏のひとつ「比内地鶏」を使った親子丼や焼き鳥、ラーメンはぜひ味わいたい逸品。
濃厚な旨みと弾力ある肉質が特徴で、地元でも大人気です。
秋田牛の串焼き
秋田牛は、やわらかな肉質と濃厚な旨みが特徴の黒毛和牛。
竿燈まつりのご当地グルメフェスティバルでは、秋田牛の串焼きが販売され、毎年多くの人が行列を作ります。
稲庭うどん
350年以上の歴史を持つ秋田の伝統麺「稲庭うどん」は、手延べならではのコシと喉ごしが特徴。
屋台では冷やしや温かいメニューで提供され、夏祭りにぴったりです。
横手やきそば
太麺に特製ソース、目玉焼きをトッピングした「横手やきそば」も外せません。
屋台で手軽に味わえる秋田のソウルフードです。
ババヘラアイス
黄色とピンクのシャーベットをバラの花のように盛り付ける「ババヘラアイス」は、見た目も可愛く、夏祭りの定番スイーツ。
会場内のあちこちで売り子さんが販売しています。
秋田県内で道ぞいに派手なパラソルがたってたら、それは「ババヘラアイス」を売ってるスタンドだよっ!
— 矢留アキ秋田応援キャラクター (@Aki_Yadome) June 10, 2025
いちご風味とバナナ風味の2色アイスで、口あたりはシャーベットみたいな感じかな。年配の女性がへらでコーンにもりつけるからババヘラって呼ばれるようになったんだってpic.twitter.com/uY41DNb6J8
バター餅
秋田のおやつとして人気のバター餅もおすすめ。
もちもち食感とバターの優しい風味がクセになる一品です。
秋田県大館市
— いか釣り漁師(福岡) プロのつまみ食い士 (@cuttlefisherman) May 16, 2025
道の駅比内で買い求めた
バター餅
うんめ(^^) pic.twitter.com/q81vlvSZXF
いぶりがっこ
秋田名物の燻製たくあん「いぶりがっこ」も、チーズとの相性抜群でおつまみにぴったり。
地酒と一緒に楽しむのもおすすめです。
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人気屋台メニューランキング
秋田竿燈まつりの屋台には、地元の味やB級グルメ、夏祭りならではのスイーツまで、バラエティ豊かなメニューが揃います。
ここでは、来場者に特に人気の高い屋台メニューをランキング形式でご紹介します。
第1位 焼ききりたんぽ
秋田グルメの王道!
つぶしたごはんを棒に巻き、甘辛い味噌を塗って炭火で香ばしく焼き上げた「焼ききりたんぽ」は、屋台グルメの中でも圧倒的な人気を誇ります。
外はパリッと、中はもちもちの食感がやみつきです。
第2位 ババヘラアイス
ピンクと黄色の2色アイスを、熟練のおばあちゃん(ババ)がヘラでバラの花のように盛り付けてくれる秋田名物。
さっぱりした味わいと見た目の可愛さで、子どもから大人まで大人気です。
第3位 横手やきそば
太麺と特製ソース、目玉焼きが特徴の秋田B級グルメ。
ボリューム満点で食べごたえがあり、毎年多くの人が行列を作る定番メニューです。
第4位 比内地鶏ラーメン・焼き鳥
日本三大地鶏のひとつ「比内地鶏」を使ったラーメンや焼き鳥も、秋田竿燈まつりの名物。
濃厚な旨みと弾力のある肉質が特徴で、ビールとの相性も抜群。
第5位 いぶりがっこ
大根を燻して漬け込んだ秋田伝統の漬物「いぶりがっこ」も屋台で味わえます。
お酒のおつまみやお土産にもぴったりな一品です。
第6位 秋田ホルモン焼きそば
ホルモンの旨みと特製ソースが絡む、地元ならではの焼きそば。
スタミナ満点で、ビールと一緒に楽しむ人も多数。
第7位 鮎の塩焼き
清流で育った鮎を炭火でじっくり焼き上げた一品。
香ばしい香りとふっくらした身が夏祭りの雰囲気を盛り上げます。
第8位 秋田牛・桃豚の串焼き
秋田ブランド牛や豚を使った串焼きも大人気。
ジューシーな肉の旨みをその場で味わえます。
第9位 稲庭うどん
手延べならではのコシと喉ごしが特徴の稲庭うどんは、冷やしでも温かくても美味。
夏祭りの屋台ではさっぱりとした冷やしが人気です。
第10位 クラフトビール・地酒
秋田の地ビールや地酒を堪能できる屋台も充実。
グルメと一緒に地元のお酒を楽しむのも竿燈まつりの醍醐味です。



屋台グルメはどれも数量限定のため、気になるメニューは早めの時間帯にチェックするのがおすすめです
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まとめ
秋田竿燈まつりは、幻想的な竿燈の光とともに、秋田ならではの多彩な屋台グルメを存分に楽しめる夏の一大イベントです。
会場ごとに特色ある屋台が並び、きりたんぽやババヘラアイス、比内地鶏など地元の味覚が勢ぞろいします。
混雑や営業時間を事前にチェックしておけば、より快適に食べ歩きやお祭り体験を満喫できるはずです。
2025年の秋田竿燈まつりでは、ぜひ屋台巡りとご当地グルメを通して、秋田の夏の魅力をたっぷり味わってみてはいかがでしょうか。
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