京都祇園祭2025日程まとめ!山鉾巡行・宵山・後祭りの観覧&楽しみ方

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京都の夏を彩る「祇園祭」は、日本三大祭のひとつに数えられる歴史あるお祭り。

2025年も豪華絢爛な山鉾巡行をはじめ、幻想的な宵山や趣深い後祭りなど見どころ満載です。

この記事では、祇園祭2025の詳しい日程や観覧ポイント、楽しみ方のコツまで分かりやすくまとめました。

初めて訪れる方もリピーターの方も必見!

この記事を参考に、祇園祭の魅力をたっぷりと味わい尽くしましょう。

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目次

京都祇園祭とは?基本情報をチェック

京都祇園祭は、毎年7月に京都市内で約1か月にわたって開催される、日本を代表する伝統的な祭りのひとつです。

平安時代(869年)から続く長い歴史を持ち、現在ではユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

大阪の天神祭・東京の神田祭とともに日本三大祭のひとつに数えられており、国内外から多くの観光客が訪れます。

祇園祭の由来と歴史

祇園祭はもともと、疫病や災厄を鎮めるために八坂神社の神々に祈りを捧げた「御霊会(ごりょうえ)」が起源とされています。

時を経て、町衆の手によって豪華な山鉾(やまほこ)が作られるようになり、現在のような華やかな祭りへと発展しました。

京都祇園祭2025の開催期間

2025年の京都祇園祭は、例年通り7月1日(月)から7月31日(木)までの1か月間にわたって開催されます。

期間中は、さまざまな神事や関連行事が行われ、京都の街はお祭りムード一色に染まります。

祇園祭の主な見どころ

  • 山鉾巡行

    祇園祭最大の見どころとも言えるのが「山鉾巡行」。

    前祭(さきまつり)は7月17日、後祭(あとまつり)は7月24日に行われ、精巧に作られた山鉾が京都の中心部を練り歩きます。
  • 宵山(よいやま)

    山鉾巡行の前夜に行われる宵山は、街に提灯が灯され、屋台が並ぶ幻想的な雰囲気が魅力。

    多くの観光客が訪れ、賑わいを見せます。
  • 後祭り

    後祭りは比較的落ち着いた雰囲気で、じっくりと山鉾の美しさや伝統文化を楽しむことができるのが特徴です。

京都祇園祭の楽しみ方

京都祇園祭は、単なる観覧だけでなく、町並みの散策や地元のご当地グルメ、お土産探しも楽しめるのが魅力。

さらに有料観覧席を利用すれば、山鉾巡行をゆったりと観覧することも可能です。

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京都祇園祭2025の全体日程まとめ

京都祇園祭2025は、7月1日(月)から7月31日(木)まで約1か月にわたり開催されます。

期間中はさまざまな神事や行事が行われ、山鉾巡行や宵山をはじめとする数々の見どころが京都の街を彩ります。

ここでは京都祇園祭2025の全体スケジュールをわかりやすくまとめてご紹介します。

旅行や観覧の計画にぜひお役立てください。

7月1日(月)〜7月5日(土)祭の幕開けと吉符入

  • 7月1日:「吉符入(きっぷいり)

    各山鉾町や八坂神社で祭りの安全を祈願する神事が行われます。

    祇園祭の正式なスタートを告げる行事です。

7月10日(水)お迎提灯・神輿洗

  • お迎提灯

    八坂神社の神輿を迎えるため、提灯行列が行われます。
  • 神輿洗(みこしあらい)

    鴨川で神輿を清め、祭りの成功を祈願します。

    夜には幻想的な光景が広がります。

7月13日(土)〜7月16日(火)前祭(さきまつり)宵山

  • 宵々々山(7月13日)〜宵山(7月16日)

    前祭宵山では、各山鉾が提灯でライトアップされ、一般公開されます。

    屋台ご当地グルメも楽しめ、多くの観光客で賑わう期間です。

7月17日(水)前祭山鉾巡行・神幸祭

  • 前祭 山鉾巡行(さきまつり やまほこじゅんこう)

    23基の山鉾四条烏丸 → 河原町 → 御池通を巡行します。

    華やかで荘厳な行列は祇園祭の最大の見どころのひとつです。
  • 神幸祭

    八坂神社から神輿が出発し、町内を巡行します。

7月18日(木)〜7月23日(火)後祭(あとまつり)宵山

  • 宵々山(7月21日)〜宵山(7月23日)

    後祭宵山落ち着いた雰囲気の中で楽しめるのが魅力。

    10基の山鉾が展示され、ゆっくりと鑑賞できます。

7月24日(水)後祭山鉾巡行・還幸祭

  • 後祭 山鉾巡行

    10基の山鉾烏丸御池 → 四条烏丸 → 四条河原町 → 御池通を巡行します。

    前祭とは異なるルートと静かな趣が楽しめます。
  • 還幸祭

    神輿が八坂神社へ戻り、祭りがクライマックスを迎えます。

7月28日(日)〜7月31日(木)神事と祭りの締めくくり

  • 神事済奉告祭(7月28日)

    祭りの成功を神様に報告する神事が行われます。
  • 疫神社夏越祭(7月31日)

    茅の輪をくぐって厄払いを行い、1か月にわたる祇園祭が締めくくられます。
もも

京都祇園祭2025は、1か月にわたる長い祭り期間の中で山鉾巡行や宵山、後祭りなど多彩な見どころがありますよ

山鉾巡行の日程・ルート・見どころ

京都祇園祭2025の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)は、祭りのクライマックスともいえる最大の見どころです。

豪華絢爛な山鉾(やまほこ)が京都の中心街を練り歩く姿は圧巻。

日本の「動く美術館」とも称され、多くの観光客を魅了します。

ここでは山鉾巡行の日程やルート、見どころを詳しくご紹介します。

山鉾巡行とは?

山鉾巡行は、疫病退散と無病息災を祈願して八坂神社の神事の一環として行われる行事です。

絢爛豪華な山鉾(やま・ほこ)が、町衆によって曳かれながら京都市内を巡行します。

「くじ改め」によって巡行順が決まるのも伝統の一つ。

巡行中には迫力のある辻回し(つじまわし)と呼ばれる方向転換の見せ場もあります。

山鉾巡行2025年の日程

前祭(さきまつり)山鉾巡行

  • 日程:2025年7月17日(水)
  • 巡行開始時間:午前9時頃スタート
  • 山鉾数:23基

後祭(あとまつり)山鉾巡行

  • 日程:2025年7月24日(木)
  • 巡行開始時間:午前9時30分頃スタート
  • 山鉾数:10基

山鉾巡行のルート

前祭 山鉾巡行ルート

四条烏丸四条河原町御池通御池新町解散

  • 京都中心部の目抜き通りを堂々と進む華やかなルート。
  • 河原町通御池通は観覧に人気のスポットです。

後祭 山鉾巡行ルート

烏丸御池四条烏丸四条河原町御池通御池新町解散

  • 後祭は観覧客が比較的少なく、ゆったりと観覧できるのが魅力。
  • 御池通は写真撮影にもおすすめのルートです。

山鉾巡行の見どころ

① 豪華な山鉾の装飾

山鉾は金箔や刺繍、織物など豪華絢爛な装飾が施されており、まさに動く芸術品。

長刀鉾」や「函谷鉾」など、それぞれに伝統や歴史が詰まっています。

見た目の美しさは必見です。

② 辻回し(つじまわし)

巡行中の最大の見せ場ともいえるのが「辻回し」。

巨大な山鉾を人の力だけで90度方向転換させる迫力の瞬間は見逃せません。

四条河原町交差点御池新町交差点が辻回しの人気観覧ポイントです。

③ 生演奏の囃子(はやし)

山鉾には「祇園囃子」と呼ばれる生演奏の囃子方(はやしかた)が乗っており、巡行中は華やかな音色が響き渡ります。

コンチキチン♪という独特な音が京都の街中に響く瞬間は、祭りの風情を一層盛り上げます。

もも

山鉾巡行は、京都祇園祭の中でもとくに見逃せない華やかで伝統的な行事。
前祭・後祭それぞれの魅力をしっかりチェックして、自分に合った観覧スポットや日程を押さえておきましょう!

宵山(前祭・後祭)の楽しみ方と見どころ

京都祇園祭を訪れるなら、ぜひ体験しておきたいのが宵山(よいやま)です。

山鉾巡行の前日から数日間行われるこの宵山では、美しくライトアップされた山鉾や、賑やかな屋台、ご当地グルメなどが楽しめます。

前祭(さきまつり)宵山と後祭(あとまつり)宵山ではそれぞれ異なる魅力があり、京都の夜が幻想的な雰囲気に包まれます。

ここでは宵山の楽しみ方と見どころを詳しくご紹介します。

宵山とは?

宵山は、山鉾巡行の前夜に行われる祭り行事で、山鉾が街中に展示され、祇園囃子(ぎおんばやし)が響き渡ります。

本番の巡行前に山鉾を間近でじっくり観覧できる貴重な機会として、毎年多くの観光客が訪れます。

前祭(さきまつり)宵山の楽しみ方と見どころ

日程

宵々々山:2025年7月13日(日)
宵々山:2025年7月14日(月)
宵山:2025年7月16日(水)

エリアと雰囲気

主に四条通(烏丸〜河原町)や室町通新町通周辺に23基の山鉾が並びます。

提灯に灯りがともる山鉾はとても幻想的な光景。

写真映えも抜群です。

屋台とグルメ

宵山期間中は四条通や周辺エリアに多数の屋台が出店。

みたらし団子・はも天串・京コロッケなど、京都ならではのご当地グルメも楽しめます。

祇園囃子の生演奏をBGMに食べ歩きするのも宵山ならではの楽しみ方。

山鉾の見学

山鉾町では、山鉾内部を見学できるチケット(有料)を販売するところもあります。

山鉾の細かな装飾や伝統工芸を間近で見る絶好のチャンスです。

後祭(あとまつり)宵山の楽しみ方と見どころ

日程

宵々山:2025年7月21日(月)
宵山:2025年7月23日(水)

エリアと雰囲気

主に烏丸御池周辺10基の山鉾が並びます。

前祭と比べて落ち着いた雰囲気が特徴。

ゆっくりと山鉾を観賞したい方におすすめです。

混雑状況

後祭宵山は観光客の数が比較的少なめ

山鉾の写真を撮影したい方、ゆったりとした時間を楽しみたい方にぴったり。

屋台について

後祭宵山では、大規模な屋台出店は控えめ

その分、山鉾の本来の美しさ厳かな雰囲気をじっくり楽しむことができます。

周辺の飲食店やカフェを利用するのもおすすめ。

宵山をもっと楽しむコツ

  • 早めの時間帯(夕方〜日没直後)は比較的空いており、ゆっくり山鉾を鑑賞可能。
  • 浴衣での参加も人気。京都の町並みに映える素敵な写真が撮れます。
  • カメラやスマホはバッテリー満タンで!幻想的な山鉾や夜の京都を存分に撮影しましょう。
  • 熱中症対策(飲み物持参・こまめな休憩)も忘れずに。

後祭りの魅力を深掘り!知る人ぞ知る楽しみ方

京都祇園祭では、7月中旬の前祭(さきまつり)に続き、7月下旬には後祭(あとまつり)が行われます。

後祭りはかつては祇園祭の本来の形とも言われており、落ち着いた雰囲気の中で伝統文化をじっくり楽しめるのが魅力。

知る人ぞ知る穴場的な楽しみ方も多いので、祇園祭をより深く味わいたい方には特におすすめです。

この記事では、後祭りの魅力と楽しみ方のコツをご紹介します。

後祭りとは?前祭との違い

後祭りは、7月21日〜24日に行われる京都祇園祭の後半部分を指します。

前祭との違いは以下の通りです:

項目前祭後祭
山鉾巡行の日程7月17日7月24日
山鉾の数23基10基
雰囲気大規模・賑やか静か・落ち着いた
宵山の屋台多数出店屋台は控えめ

後祭山鉾巡行では、復活した大船鉾(おおふなほこ)をはじめとする10基の山鉾が巡行します。

見物客が比較的少ないため、ゆったりと観覧できるのがポイントです。

後祭りの魅力と見どころ

静かな宵山の雰囲気

後祭宵山(7月21日〜23日)では、華やかなライトアップとともに10基の山鉾が街に展示されます。

前祭と違い屋台の出店は控えめなため、山鉾本来の美しさや細かな装飾をじっくり鑑賞可能。

写真好きな方や文化に興味がある方には絶好のタイミングです。

復活した大船鉾に注目

大船鉾幕末の焼失から約150年を経て、近年復元された山鉾です。

後祭山鉾巡行のトリ(最後尾)を飾ることでも知られています。

迫力満点の船型の鉾は一見の価値あり!

落ち着いた観覧環境

後祭りは比較的観光客が少なく、地元の方も多く訪れる穴場的な時期

混雑が苦手な方やゆったり観覧したい方にはぴったり。

家族連れや高齢の方にもおすすめです。

神事にも注目

後祭期間中には還幸祭(かんこうさい)も行われます(7月24日)。

これは神輿が八坂神社へ戻る神事
で、京都の町に再び平穏と無病息災が祈願されます。

山鉾巡行とは異なる荘厳な雰囲気を味わえるのも後祭りの魅力のひとつ。

知る人ぞ知る楽しみ方のコツ

  • 昼間は町家見学や山鉾の装飾鑑賞を楽しみ、夜は宵山の静かな雰囲気を堪能
  • 写真撮影は早朝や夜間がおすすめ(混雑が少なく、美しい構図が狙える)
  • 解説ガイド付き山鉾内部公開に参加して祭りの歴史や工芸品の魅力を学ぶ
  • 地元カフェや喫茶店巡りと組み合わせて大人な祇園祭体験をする

祇園祭と一緒に楽しみたい!周辺観光&グルメ情報

京都祇園祭を訪れるなら、祭り見物の合間や前後にぜひ京都観光やグルメ散策も楽しみたいところ。

山鉾巡行や宵山が行われる四条烏丸・河原町エリアを中心に、徒歩圏内やアクセス良好な観光スポットやご当地グルメがたくさんあります。

この記事では祇園祭と一緒に楽しみたいおすすめの観光スポット&グルメ情報をご紹介します。

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京都祇園祭2025と一緒に巡りたい観光スポット

八坂神社

  • 祇園祭の主催神社であり、祭りの中心的存在。
  • 本殿や舞殿を見学でき、祭り期間中は特に賑わいます。
  • 夜間ライトアップも幻想的でおすすめ。

祇園エリア

  • 花見小路通白川南通など、風情ある町並みが広がるエリア。
  • 舞妓さんの姿が見られることも。
  • おしゃれなカフェ和雑貨店も点在しているので散策にぴったり。

錦市場

  • 京都の台所」として知られる錦市場は祇園祭期間中も大人気。
  • 食べ歩きや京野菜・京漬物など、京都らしい食文化を体験できます。
  • 屋台とはまた違ったグルメを楽しめます。

清水寺

  • 世界遺産にも登録されている有名寺院。
  • 四条河原町からバスや徒歩圏内でアクセス可能。
  • 祇園祭のついでにぜひ立ち寄りたい定番観光スポット。

鴨川周辺

  • 河原町エリアからすぐの鴨川沿いは散策に最適。
  • 鴨川納涼床で川床グルメを味わうのも夏ならではの楽しみ方。

祇園祭と一緒に味わいたいおすすめグルメ

京うどん・にしんそば

  • 夏でも食べやすいあっさり出汁が特徴の京うどんにしんそばは祇園祭見物の合間にぴったり。
  • 老舗そば店も多いのでぜひ立ち寄ってみましょう。

はも料理

  • 鱧(はも)は祇園祭の時期に旬を迎える京都の夏の味覚。
  • はも寿司・はも天ぷら・はもしゃぶなど、さまざまな料理が楽しめます。

みたらし団子・京甘味

  • 宵山の屋台や町中のお店で味わえる定番和スイーツ。
  • みたらし団子は香ばしいタレとモチモチ食感が魅力。
  • 抹茶パフェやわらび餅もおすすめ。

京のおばんざい

  • 京都の家庭料理「おばんざい」が楽しめる飲食店も多数。
  • 小鉢でいろいろな味を楽しめるので、観光の合間にちょっと休憩するのにも最適。

鴨川納涼床でディナー

  • 鴨川沿いの納涼床では、川のせせらぎを聞きながら食事が楽しめます。
  • 夏の京都の風物詩ともいえる体験で、祇園祭と合わせて訪れるのもおすすめです。
もも

祭り期間中は京都の街全体がお祭りムード一色になります。
観光・グルメ・祇園祭、すべてを満喫して思い出に残る夏の京都旅行を楽しんでくださいね!

まとめ

京都祇園祭2025は、山鉾巡行や宵山、後祭りなど見どころが満載の夏の一大イベントです。

伝統文化の奥深さとともに、京都ならではの風情やグルメ、観光スポットも一緒に楽しめるのが祇園祭の魅力。

この記事でご紹介した日程やルート、楽しみ方のポイントを参考に、ぜひ計画的に祇園祭を満喫してくださいね。

有料観覧席を利用してゆったり楽しんだり、宵山の夜の雰囲気を堪能したり、京都グルメ巡りと組み合わせたりと、楽しみ方はさまざま。

京都の夏の思い出作りにぴったりな祇園祭、2025年はぜひ現地でその魅力を体感してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

旅行が大好きな「もも」です。
行って良かった場所の紹介と、行ってみたい場所やこれから行こうとする場所については調べてまとめていきます。

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